骨格ナチュラルと言えば「カジュアルでラフな服が似合う」「ゆったりとしたオーバーサイズでも服に着られて見えない」特徴があり、
似合うアイテムは、天然素材のシャツやローゲージニット、ワイドデニムをイメージする方が多いのではないかと思います。
しかし、骨格ナチュラルと診断されたのに「カジュアルな服は手抜きファッションに見える」「オーバーサイズが似合わない」とお悩みの方は少なくありません。
今回は、骨格ナチュラルなのにオーバーサイズやカジュアルな服が似合わないと感じている方へ、どうすればオシャレに垢抜けて見えるかを具体的に解説していきます。
パーソナルスタイリスト 金光遥
大学卒業後、話題のパーソナルカラー・骨格・顔タイプ診断サロンに勤務し、わずか半年で責任者に就任。
その後、全国展開の大手イメージコンサルティングサロンと講師契約を結ぶ。名古屋エリアで口コミを20倍に増やした実績あり。歴4年目にして総診断数は3,000名様を超える。
現在はショッピング同行や似合う服を選んで着回すためのスタイリングプログラム「FUKUNIAU」を個人のお客様向けに、独自メソッドの研修プログラムを法人様向けにご提供している。【資格】 120色カラー診断アナリスト、骨格スタイリングスペシャリスト
一般社団法人日本顔タイプ診断協会 顔タイプアドバイザー1級
目次
骨格ナチュラルが一般的に似合うとされる服
骨格ナチュラルは、上記画像の1番右で、筋肉や脂肪があまり感じられないスタイリッシュな体型です。
骨や関節がしっかりしていてフレーム感があります。
首から胸のラインが直線的で、膝下のスネやアキレス腱が太くはっきりとしています。ヒップも平面的な人が多く、丸みよりもフレーム感を感じる傾向があります。
薄くてやわらかいシフォンやソフトチュールのような素材や、体のラインが出るぴったりしたサイズ感は、骨感やフレームを強調してしまいます。
そのため、骨感を拾わず体を華奢に見せてくれるオーバーサイズや厚みのある素材はとても大切です。
骨格ナチュラルに似合う服を分解していくと、素材とサイズの大きく２つに分かれます。
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骨格や顔タイプ診断は、自分に似合う服の素材、サイズ感、シルエットが明確になります。
「服レスキュー」では、プロによる診断を行った上で、似合う服が実際にわかるショッピング同行を行っています。「似合う服をイチから知りたい」「普段よく行くエリアでショッピング同行して欲しい」といった方におすすめです！
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骨格ナチュラルに似合う素材→天然素材やラフな雰囲気の素材
骨格ナチュラルはマットな肌質の人が多く、天然素材とマッチします。
リネン、コットン、麻やガーゼなど自然な風合いの素材、コーデュロイ、デニム、ウール、レザーなどが合います。
ニットはざっくりとしたローゲージがマッチします。
反対に苦手とされるのは、シルクやサテンなど高級感がある素材やシフォンやレースなど薄くてやわらかい素材。硬めの綿などかっちり感が強い素材も骨格ナチュラルのフレーム感を目立たせてしまう傾向に。
骨格ナチュラルに似合うサイズ→骨格を強調させないオーバーサイズやゆとりのあるサイズ感
骨感を拾わず、体を華奢に見せてくれます。
系統としてはカジュアルや抜け感のあるファッションが合います。
具体的には、ボリューム感のあるYラインのシルエットやAラインのシルエットが似合います。
反対に苦手とされるのは、カッチリした綺麗めスタイルや、ぴったりしたサイズ感です。
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骨格ナチュラルがおしゃれに見えるポイント
ボリューム感を出すこと、重さを出すこと。
この２点が重要です。
ボリューム感はオーバーサイズ、重さはシルエットで演出することができます。
「骨感を強調しないサイズ感」「ボリュームのあるシルエット」
この2つを意識してみてくださいね。
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骨格ナチュラルにとってオーバーサイズが似合わない理由
顔立ちが大人っぽく似合う服の系統が綺麗めである
必ずしも骨格ナチュラルがカジュアルな服が似合うというわけではありません。
面長だったり顔のパーツがはっきりしている人は大人っぽい綺麗めなファッションが似合います。綺麗めファッションは、骨格ナチュラルに似合うカジュアルとは反対の要素になります。
また、全身をカジュアルな服で統一すると安っぽさや手抜きファッションのように感じてしまう人も多いです。
この場合、トップスとボトムスのどちらかを綺麗めのアイテムにすることが似合うファッションのポイントになります。
例えば、Tシャツにデニムを合わせるのではなく、センタープレスの入ったワイドパンツを合わせる。カジュアルなアウターが多いならノーカラーのジャケットに変えてみるなど。
カジュアルな服装に、綺麗めのアイテムを組み合わせると一気に垢抜けて見えます。
身長が150センチより低く華奢である
小柄で華奢な骨格ナチュラルが、オーバーすぎるサイズや長すぎる丈感を身につけると、服に着られてしまいスタイルが悪く見えてしまいます。
サイズ感は自身の適正サイズに対して0.5〜1サイズ大きいサイズを目安に選ぶのがおすすめです。例えば、普段Mサイズがぴったりな人は、大きめのM〜Lを選ぶとシルエットのバランスが取りやすいです。
丈感は、自分の関節位置より少し長めを意識すると垢抜けて見えます。
肌質がやわらかく天然素材がマッチしない
骨格ナチュラルは基本的にマットな肌質とされていますが、やわらかくソフトな肌質の人もいます。
そういう方は、粗さのある天然素材よりもやわらかくとろみのあるレーヨン素材やサテンのように光沢があり厚みのある素材がマッチします。天然素材のみで固めると服に着せられてる感が出てオシャレ見えしません。
やわらかくやや厚みのある素材を選ぶと肌質にマッチして一気に垢抜けて見えます。
骨格ナチュラルがオーバーサイズを着こなすポイントと実例
上記を踏まえて、骨格ナチュラルがオーバーサイズを着こなすポイントを画像付きで紹介します。
①顔立ちが大人っぽく似合う服の系統が綺麗めの場合
解決法は、系統は綺麗めにして、カッチリしすぎないようYラインまたはAラインシルエットを意識することです。
商品名：ダブルサテンサイドタックパンツ
ブランド名：anuans
②身長が150センチより低く華奢な場合
解決法は、オーバーすぎないサイズ(0.5〜1サイズ大きめ)を意識することです。
商品名：【セットアイテム / ウォッシャブル】B:MING by BEAMS / スラブ テレコ セットアップ
ブランド名：B:MING by BEAMS
③肌質がやわらかく天然素材がマッチしない場合
解決法は、やわらかくやや厚みのある素材を選ぶことです。
商品名：ハイネックニットワンピース
ブランド名：La-gemme
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骨格や顔タイプ診断は、自分に似合う服の素材、サイズ感、シルエットが明確になります。
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