「服を買いたいけれど、何を選べばいいかわからない」「お店に行っても、結局いつも同じような服を選んでしまう」など、服の選び方に悩んでいませんか?
クローゼットには服がたくさんあるのに、毎朝「今日は何を着よう?」と迷ったり、気に入って購入した服を着てみたら「なんだか似合わない」と感じたりすることもあるでしょう。
服選びが苦手なのは、ファッションセンスがないからとは限りません。自分に似合う服の基準がわからず、毎回感覚だけで選んでいることが原因の場合があります。
素材やデザイン、合う色など、自分に似合う服には一定の傾向があります。そこを知ることで、数多くの服の中から自分に合うものを選びやすくなります。
この記事では、服の選び方がわからない・服を選べない理由から、自分に似合う服を知る方法や、買い物でチェックしたいポイントまで、服選びを簡単にする方法を解説します。
- 服の選び方がわからないのは、ファッションセンスだけでなく、自分に似合う服の基準を知らないことが原因の場合がある
- 骨格診断・顔タイプ診断・パーソナルカラー診断を活用すると、似合いやすい「形・テイスト・色」を具体的に把握できる
- 服を選ぶときは、色・シルエット・素材・デザイン・柄・ウエスト位置・サイズ感・手持ち服との相性をチェックすることが大切
- 診断結果を実際の服選びに活かすのが難しい場合は、プロに相談することで、自分に似合う服の基準や選び方を身につけられる
パーソナルスタイリスト 金光遥
大学卒業後、話題のパーソナルカラー・骨格・顔タイプ診断サロンに勤務し、わずか半年で責任者に就任。
その後、全国展開の大手イメージコンサルティングサロンと講師契約を結ぶ。名古屋エリアで口コミを20倍に増やした実績あり。歴4年目にして総診断数は3,000名様を超える。 その後独立し、サービス開始2年でショッピング同行実績は1,000名様以上。
現在は服レスキュー運営に加えて、企業様向けに研修やイベントをご提供している。【資格】 120色カラー診断アナリスト、骨格スタイリングスペシャリスト
一般社団法人日本顔タイプ診断協会 顔タイプアドバイザー1級
目次
服の選び方がわからない・服を選べないのはなぜ?
まずは、なぜ服を選ぶことが難しく感じるのかを整理してみましょう。
自分に何が似合うのかわからない

「この服かわいい!」と思って購入したものの、実際に着てみるとしっくりこない。
そんな経験が多い人は、自分に似合う服の基準を知らないことが原因かもしれません。
服は、色や柄だけでなく、シルエット、素材、サイズ感、ウエスト位置など、さまざまな要素によって印象が変わります。
自分に似合いやすい服の特徴を知っておくと、たくさんある商品の中から選択肢を絞りやすくなります。
好きな服と似合う服が違う
「好きな服を着たい」という気持ちは、もちろん大切です。
ただ、好きな服と似合う服が必ずしも同じとは限りません。
たとえば、華やかな服が好きでも、シンプルなデザインのほうが顔立ちになじみやすい人もいます。
反対に、普段はシンプルな服を選んでいても、実は柄物や華やかなデザインのほうが魅力を引き立てられる人もいます。
だからこそ、「好きだから着る」だけではなく、「似合う」を知ったうえで好きな服を選ぶことがポイントです。
選択肢が多すぎて決められない

オンラインショップやファッション通販を見ると、似たような服が何十種類、何百種類と出てくるためどれが自分に合うのか判断するのが難しくなります。
そこで大切なのが、あらかじめ自分なりの選ぶ基準を作っておくことです。
「トップスはこの色が得意」「パンツはこのシルエットが選びやすい」など、自分の得意な服がわかれば、すべての商品を比較する必要がなくなります。
流行だけを基準にしている
トレンドの服を取り入れることは、おしゃれを楽しむ方法のひとつです。
しかし、「流行っているから」という理由だけで服を選ぶと、自分の体型や顔立ち、雰囲気に合わず、着こなしに悩んでしまう場合があります。
流行をそのまま取り入れるのではなく、自分に似合う色や形に置き換えて取り入れることを意識すると、トレンドも楽しみやすくなります。
3つの診断で服を選ぶ基準を決めよう
服の選び方がわからない人は、3つの診断を活用して、自分に似合う服の基準を作るのがおすすめです。
骨格診断

骨格診断では、体のラインや立体感、筋肉・脂肪のつき方、肌の質感などから、似合いやすい服の形・シルエット・素材の傾向を知ることができます。
骨格タイプは大きく、「ストレート」「ウェーブ」「ナチュラル」の3タイプに分けられます。
| 骨格タイプ | 特徴 | 似合いやすい服 | 得意な素材 | 着こなしのポイント |
| 骨格ストレート | 立体感があり、上重心。身体に厚みが出やすい | シンプルでベーシックな服、ジャストサイズのトップス、Iライン・ストレートシルエット | ハリのある素材、適度な厚みのある素材、上質感のある素材 | 身体のラインを拾いすぎず、すっきり見せる |
| 骨格ウェーブ | 華奢で柔らかな印象。下重心になりやすい | 女性らしいデザイン、コンパクトなトップス、フレア・Aライン、ハイウエスト | シフォン、レース、柔らかなニット、とろみ素材 | 上半身にポイントを置き、重心を上げる |
| 骨格ナチュラル | 骨や関節などのフレーム感がある。スタイリッシュな印象 | オーバーサイズ、ロング丈、ワイドパンツ、ゆったりした服 | リネン、コットン、デニム、ローゲージニットなど | ゆとりを持たせ、ラフに着こなす |
「ワイドパンツと細身のパンツ、どちらが似合う?」「トップスはインしたほうがいい?」「オーバーサイズの服がなぜか似合わない」など、服の形やシルエットで悩んでいる人は、骨格タイプを知ることで選びやすくなります。
ただし、骨格は自分で鏡を見ただけでは判断しにくいものです。
体の一部分だけを見て「私はストレート」「ウェーブ」と決めてしまうと、実際のタイプとは異なる可能性もあります。
そのため、自分に合うシルエットを正確に知りたい場合は、プロに見てもらうのがおすすめです。
関連記事:骨格ストレートに似合わない服とは?避けたいアイテムや素材、着こなしのコツを徹底解説
関連記事:骨格ウェーブに似合わない服とは?避けたいアイテムや素材、着こなしのコツを徹底解説
関連記事:骨格ナチュラルに似合わない服とは?避けたいアイテムや素材、着こなしのコツを徹底解説
顔タイプ診断

顔タイプ診断では、顔立ちの特徴から、似合いやすい服のテイスト・デザイン・柄などの傾向を知ることができます。
顔タイプは、一般的に「キュート」「アクティブキュート」「フレッシュ」「クールカジュアル」「フェミニン」「ソフトエレガント」「エレガント」「クール」の8タイプに分類されます。
| 顔タイプ | 印象 | 似合いやすいテイスト | 似合いやすい服・デザイン |
| キュート | 可愛らしい・親しみやすい | キュート・ガーリー・フェミニン | フリル、ギャザー、小花柄、丸みのあるデザイン |
| アクティブキュート | 元気・華やか・個性的 | カジュアル・ポップ・華やか | 鮮やかな色、大きめの柄、デザイン性のある服 |
| フレッシュ | 爽やか・親しみやすい・若々しい | シンプル・カジュアル・ナチュラル | シャツ、ボーダー、カットソー、デニム |
| クールカジュアル | ボーイッシュ・クール・スタイリッシュ | カジュアル・モード・ボーイッシュ | デニム、ジャケット、シャツ、直線的なデザイン |
| フェミニン | 女性らしい・華やか・大人っぽい | フェミニン・エレガント | ワンピース、ブラウス、花柄、レース、フレアスカート |
| ソフトエレガント | 上品・穏やか・知的 | きれいめ・上品・シンプル | 無地のブラウス、きれいめパンツ、Iラインスカート |
| エレガント | 華やか・大人っぽい・存在感がある | エレガント・華やか・ゴージャス | 大きめの柄、華やかなワンピース、大ぶりアクセサリー |
| クール | 知的・シャープ・凛とした印象 | クール・スタイリッシュ・モード | ジャケット、シャツ、ストレートパンツ、直線的なデザイン |
たとえば、キュートならフリルや小花柄などの可愛らしいデザイン、フレッシュならシンプルで爽やかなカジュアルスタイル、クールならジャケットやシャツなど直線的でシャープなデザインが得意とされます。
「カジュアルときれいめ、どちらが似合う?」「フリルや花柄を着ると違和感がある」「シンプルな服だと地味に見える」など、服のテイストやデザイン選びに迷う人に役立つ診断です。
ただ、顔タイプは「自分はこのタイプっぽい」と自己判断するだけでは、微妙な違いを見分けるのが難しいこともあります。
顔立ちの特徴を客観的に見てもらうことで、自分では気づかなかった似合うテイストやデザインがわかることもあります。
関連記事:【顔タイプ別】似合う柄の選び方を画像つきでプロが徹底解説
パーソナルカラー診断

パーソナルカラー診断では、肌や瞳、髪などの色と調和しやすい、自分に似合う色を知ることができます。
代表的なのが、以下の4タイプです。
| パーソナルカラー | 色の傾向 | 似合いやすい色の例 |
| イエベ春(スプリング) | 明るく、鮮やかで、軽やかな色 | コーラルピンク、イエロー、明るいオレンジ、アイボリー、ライトベージュ |
| ブルベ夏(サマー) | 明るく、柔らかく、涼しげな色 | ラベンダー、ローズピンク、スカイブルー、ライトグレー、ソフトホワイト |
| イエベ秋(オータム) | 深みがあり、落ち着いた暖かみのある色 | テラコッタ、カーキ、マスタード、チョコレートブラウン、ベージュ |
| ブルベ冬(ウィンター) | 鮮やかでコントラストがあり、シャープな色 | ロイヤルブルー、マゼンタ、ワインレッド、チャコールグレー、ブラック |
同じピンクでも、明るく鮮やかなピンクが似合う人もいれば、柔らかく落ち着いたピンクが似合う人もいます。パーソナルカラー診断では、こうした色の違いも含めて、自分に似合いやすい色の傾向を知ることができます。
さらに、1st(ファースト)と2nd(セカンド)まで確認する場合があり、「1stイエベ春・2ndブルベ夏」のように、特に似合いやすい色と次に似合いやすい色まで、より細かく知ることができます。
「イエベだから暖色」「ブルベだから寒色」と大まかに分けるだけではなく、自分にはどんな色味・明るさ・鮮やかさの色が似合うのかまでわかるのが、パーソナルカラー診断のメリットです。
実際に様々な色の布を当てながらプロに診断してもらうことで、自分の得意な色をより具体的に知ることができます。
3つを組み合わせると服選びがもっと具体的になる
3つの診断は、それぞれ異なる視点から「似合う」を考えるものです。
| 診断 | わかること |
| 骨格診断 | 似合いやすい形・シルエット・素材 |
| 顔タイプ診断 | 似合いやすいテイスト・デザイン・柄 |
| パーソナルカラー診断 | 似合いやすい色 |
たとえば、「骨格ウェーブだからハイウエストが得意」「顔タイプはフェミニンだから女性らしいデザインが得意」「カラーはくすみ系が得意」というように、複数の情報を組み合わせることで、服選びの条件を具体的にできます。
服を選ぶときにチェックしたいポイント

自分に似合う服の傾向がわかったら、実際に服を選ぶときにもいくつかのポイントをチェックしてみましょう。
服選びでは、単純に「かわいい」「好き」という感覚だけで決めるのではなく、色・シルエット・素材・デザイン・柄・ウエスト位置・サイズ感・手持ち服との相性などを総合的に見ることが大切です。
色
まずチェックしたいのが「色」です。
特にトップスやワンピースなど、顔に近いアイテムは色によって顔周りの印象が変わりやすいため、自分に似合う色を知っておくと服選びがしやすくなります。
「白なら真っ白とアイボリーのどちらが似合う?」「ピンクなら明るいピンクとくすみピンクのどちらがいい?」など、同じ色でも自分に合う色味は異なります。
色選びに迷う場合は、パーソナルカラー診断を参考にしてみましょう。
シルエット
次に確認したいのが、服全体のシルエットです。
同じトップスやパンツでも、細身なのか、ゆったりしているのか、丈が長いのか短いのかによって、全身のバランスは大きく変わります。
たとえば、パンツなら「細身・ストレート・ワイド」、スカートなら「タイト・フレア・Aライン」など、さまざまな形があります。
「なぜか着太りして見える」「服に着られているように見える」という場合は、デザインそのものではなく、シルエットが自分の体型に合っていない可能性もあります。
素材
服の素材も、見た目の印象を左右するポイントです。
同じデザインのトップスでも、ハリのあるシャツ素材と柔らかなニット素材では、体の見え方や全体の雰囲気が変わります。
また、素材によっては体のラインを拾いやすかったり、反対にボリュームが出やすかったりすることもあります。
「デザインは好きなのに、着るとなんとなく違う」と感じたときは、素材にも注目してみましょう。
デザイン・柄

服のデザインや柄が、自分の顔立ちや雰囲気になじんでいるかもチェックしたいポイントです。
たとえば、フリルやギャザー、丸みのあるデザインなど女性らしい要素が得意な人もいれば、シャツやジャケットなど直線的ですっきりしたデザインがなじみやすい人もいます。
柄も、小さな柄が似合いやすい人、大きく存在感のある柄が似合いやすい人などさまざまです。
「服だけを見ると好きなのに、自分が着るとしっくりこない」という場合は、顔立ちと服のデザインが調和しているかを確認してみましょう。
ウエスト位置
意外と見落としやすいのが、ウエストの位置です。
同じスカートやパンツでも、ハイウエストなのか、ジャストウエストなのか、腰位置で履くのかによって、脚の長さや全身のバランスが違って見えます。
たとえば、骨格ウェーブはハイウエストで重心を上げる着こなし、骨格ストレートはジャストウエスト、骨格ナチュラルは腰位置を強調しすぎない着こなしが得意とされます。
「なんとなくスタイルが悪く見える」と感じるときは、服そのものだけでなく、ウエスト位置が自分に合っているかも確認してみましょう。
サイズ感
「似合うデザインなのに、なぜかおしゃれに見えない」という場合は、サイズ感を見直してみるのもおすすめです。
同じ服でも、ジャストサイズで着るのか、あえて大きめに着るのかによって印象は変わります。
試着するときは、肩幅や袖丈、着丈だけでなく、横から見たときや後ろから見たときのシルエットも確認しましょう。
また、「体型を隠したいから大きめを選ぶ」という選び方が、かえって体を大きく見せてしまうこともあります。
手持ち服との相性
最後に、手持ち服と合わせやすいかも確認しましょう。
どれだけ自分に似合う服でも、手持ちの服と組み合わせられなければ、着る機会が少なくなってしまいます。
購入前に、
- 手持ちのボトムスと合わせられるか
- いつもの靴やバッグと相性がいいか
- 何パターンくらいコーディネートを作れるか
- 今持っている服と似すぎていないか
を考えてみましょう。
「この服かわいい!」だけで決めるのではなく、「この服を買ったら、実際に何回着るだろう?」と考えることも、服選びで失敗しないためのポイントです。
すべてを完璧にチェックする必要はない
ここまでさまざまなチェックポイントを紹介しましたが、毎回すべてを細かく確認する必要はありません。
「色は似合う?」「シルエットは合っている?」「手持ち服と合わせられる?」など、まずは気になるポイントから確認してみましょう。
ただ、自分に何が似合うのかがそもそもわからない場合は、こうしたチェック自体が難しいこともあります。
「自分にはどんな色・形・素材・デザインが似合うのか」を知ることが、服選びの第一歩です。
自己診断だけでは判断が難しい場合は、骨格診断・顔タイプ診断・パーソナルカラー診断をプロに受けて、自分に似合う服の基準を作っておくのもおすすめです。
服を買っても着なくなる人がチェックしたいこと

服を選べないだけでなく、「買った服を結局着なくなる」という人は、購入前にいくつかチェックしてみましょう。
着る場面が具体的に想像できる?
「かわいい」だけで購入せず、「いつ着るのか」を考えてみましょう。
着ていく場所が思い浮かばない服は、クローゼットに眠ってしまう可能性があります。
手持ち服と3パターン以上合わせられる?
新しい服を買うなら、手持ち服との組み合わせを考えるのがおすすめです。
3パターン程度のコーディネートが思い浮かべば、着回しもしやすくなります。
今の自分に合うサイズ?
「痩せたら着よう」「いつか着るかも」と考えて購入するより、今の自分が無理なく着られる服を選ぶことも大切です。
試着したときに違和感はない?
オンラインショップではわかりにくい部分もあるため、可能なら試着して確認しましょう。
鏡の前で正面だけを見るのではなく、横や後ろから見たときのシルエットも確認すると、全体のバランスをチェックしやすくなります。
診断を受けても服を選べないならプロに相談する方法も
骨格診断や顔タイプ診断、パーソナルカラー診断を受けても、「結局どの服を買えばいいの?」と迷ってしまう人もいます。
診断はあくまで「似合う傾向」を知るためのものなので、実際の服選びでは、ブランドや商品のデザイン、サイズ、手持ち服との相性なども考える必要があるからです。
そこでおすすめなのが、パーソナルスタイリストに相談することです。
「服レスキュー」では、骨格・顔タイプをもとにした「似合う服がわかる診断」や、パーソナルカラーを含めた診断、ショッピング同行などを行っています。
「自分に似合う服がわからない」という人だけでなく、診断を受けても実際の買い物で何を選べばいいかわからない人にも、実践的な服選びをサポートしています。
自分に似合う服の基準を知るだけでなく、実際にお店で服を見ながら選び方を学びたい人は、プロに相談してみるのもひとつの方法です。
まとめ|服の選び方がわからないなら、自分なりの基準を作ろう
服の選び方がわからない、服を選べないという悩みは、センスがないことだけが原因ではありません。
「何を基準に選べばいいのかわからない」ことが、服選びを難しくしている場合もあります。
まずは、
- 何のための服なのかを決める
- 自分に似合う色を知る
- 似合いやすいシルエットを知る
- 素材・デザイン・柄を確認する
- ウエスト位置やサイズ感を見る
- 手持ち服との相性を考える
- 「好き」「なりたい」も大切にする
というポイントを意識してみましょう。
さらに、骨格診断・顔タイプ診断・パーソナルカラー診断を活用すれば、「なんとなく選ぶ」から「自分に合う基準で選ぶ」へ変えていくことができます。
毎日の服選びに時間がかかる人や、買い物をしても着る服が決まらない人は、まず自分に似合う服の軸を知るところから始めてみてはいかがでしょうか。

